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愛する熱帯多雨林のために再生紙で名刺を作る会
会報 第18号 (平成9年7月5日発行)
事務局 広島市中区紙屋町2丁目1-18
TEL 082-240-3420
FAX 082-247-5286
株式会社エディオン内 瀬川千代子

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中山間地域
における
森林の役割
について
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ナンジャモンジャ
ってどんな木?
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未来へつなごう
緑いっぱい
夢いっぱい
'97夢未来 
植樹まつり
ひろしま
開催
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私たちが植栽した
松の緑が
よみがえる
広島スーパーマツ
とは?
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マウンテンバイク
に乗って
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緑の募金
キャンペーン
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みどりのつどい
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ケナフの日

記念して
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中山間地域における森林の役割について
広島県林務部長 岩井 武彦

 広島県の森林は、中山間地域を中心に広がっており、県土面積の約7割、六十二万haを有しています。この森林は、林産物の生産のほか、水源のかん養、県土や生活環境の保全、保健・休養の場としての利用など重要な役割を担っています。
特に中山間地域においては、成熟しつつある森林資源の友好活用を通じた、林業・木材産業の振興、都市との交流を促進する場としての活用など、中山間地域活性化のための貴重な地域資源として期待されています。
また、下流のとし舞踏においては、良質な水野安定的供給な恩恵を受けていることから、森林の持つ公益的機能の高度な発揮を期待しています。
このように、中山間地域の森林は、重要な役割を果たしており、県民のかけがえのない財産として、将来にわたって、維持・保全させていく必要があります。
しかしながら、これらの森林の持つ機能は、人がそこに住み、農林業を営むことではじめて発揮されるものでありますが、本県の中山間地域は、過疎化、高齢化などにより、その活動が停滞し、森林の荒廃が進んでいるところもあり、このまま推移すると公益的機能の確保に支障を来すのではないかと懸念しているところであります。
このため林野部では、地域ごとに整備目標を定めて、水源林の整備や荒廃した機能回復など、施策を重点的に展開し、より効果的な投資による森林資源の整備を図ることにしています。
また、県民参加のみどりづくり運動などを通じて、森林・林業が果たしている役割・重要性について、県民への理解の醸成を図るとともに、森林づくりへの山間の促進を図ることとしています。
「愛する熱帯多雨林のために再生紙で名詞を作る会」におかれましては、県内各地で森林の保全を図る植樹活動等を展開されておりますが、このような活動が、森林に対する司会を深め、ひいては中山間地域の森林の維持・保全に役立つものと期待しております。
今後とも、皆様方のいっそうのご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げますとともに、貴会の活動の輪が広がり、ますます発展されますようお祈りいたします。

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syokujyu.gif未来へつなごう緑いっぱい夢いっぱい
'97夢未来 植樹まつりひろしま開催

三月二十二日(土)広島県緑化センターに於いて地球環境フォーラム、ひろしま人と樹会の共済を得て「&-4397夢未来・植樹まつりひろしま」を開催しました。園内は草木の芽が吹き、植物も動物も活発に活動を始めていました。
広島大学総合科学部中越信和助教授の開会の挨拶後、二十一世紀を担う子供たち、深川緑の少年団、大洲小学校の原先生他生徒達、ウイ・ラブ・フォーレストみどりの少年団、NGOのグループの多数の参加者で、さくら、さつく、つばく、花の咲く苗木等、また松の緑が蘇る広島スーパー松五百十二本を植栽し、大竹市内の民家から「ナンジャモンジャ」の珍木が安住の地他目的広場に移植されました。参加者は、各班に分かれてスコップや鍬を手に公園広場を囲む山の斜面へ移動、穴掘りや植樹、施肥の作業を手際よく行いました。汗した植栽後は、私たちの植樹際の名物となりました「せんにん鍋」に舌つづみ。
後は、多目的広場で自然学習会を開き緑をテーマにクイズ等で楽しみました。
大洲小学校の木村昌弘君は、「緑がなくなると人類は、生きていけない。木を植えるのは大切だと思うし、楽しい」と笑顔を見せていました。
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nanjya.gifナンジャモンジャってどんな木?

1. モクセイ科、高さ約二十五mになる落葉高木、葉は対生し長楕円形で長さ約十cm、花は白色で5月に開花、雌雄異株、実は黒く熟す。学名キオナンシス、「雪花」の意で、花どきの状態をうまく表現している。
2. 和名:ヒトツバタコ「江戸時代末期、終わりの本草学者、水野豊文が発見、トネリコ(方言でトゴノキと言う。)の仲間と判断し、単葉のタゴ、つまりヒトツバタゴと名付けた」
3. 分布:長野県、岐阜県、愛知県の一部に遺存し、対馬、朝鮮、台湾、中国大陸の一部に隔離分布する珍しい木
4. ナンジャモンジャの由来
江戸時代青山六道の辻の人家(現在の明治神宮外苑内)に植えられていて、名前が分からぬままにナンジャモンジャと呼ばれていた。
5. 対馬のナンジャモンジャ
対馬北端の鰐浦で明治末に発見され、国天然記念物。現地ではウミテラシと呼んでいる。
-週刊朝日百科「世界の植物」から-
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私たちが植栽した松の緑がよみがえる
広島スーパーマツとは?

広島県は日本一の松林面積(二百十一万ha)を持っているが、昭和四十年頃から松くい虫被害が発生し県下のほぼ全域に広がっている。
これまでに各種の予防および駆除対策を講じてきたが依然として終息に至ってない。
森林の荒廃は、森林所有者には経済的(建築用材、松茸の生産等の活用)なダメージを与えること、県民には森林の公益的機能(国土保全等)の低下や景観(公園、街路樹、法面等の緑化木)の悪化等、憂慮すべき事態となっている。
大切な森林を守り育て、次世代へ継承するためには、長期的な視点に立った松くい虫被害対策が不可欠である。その一つは、ザイセンチュウに強い松林として体質改善を図る森林整備である。
広島スーパーマツは、広島県林業技術センターにおいて長年にわたり取り組んできた新品種の「松くい虫抵抗性松苗」である。
この松の特徴は、松を枯らす元凶であるザイセンチュウを人工的に接種して生き残った個体であり、一般の松に比較して抵抗力がある。
採種園で生産される種苗の生存率は次のとおりである。
抵抗性アカマツ 70〜80%
(一般のアカマツ 20〜30%)
抵抗性クロマツ 50〜60%
(一般のクロマツ 10%以下)
(広島県林業技術センター資料)
松林は経済的な資源として、また公共性、環境財としてたような機能を発揮しており、我々にとってかけがえのない共通の財産である。
このため松林を保全し次代へ継承するために広島スーパーマツを活用した森林整備が今後期待される。
(事務局次長 桜井 充弘)

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マウンテンバイクに乗って

しばらく仕事の関係で出席できなかったのだが、久々に参加のチャンスをえて植樹祭に参加した。
今回は会場が緑化センターと比較的近くだったので、二年ほど前に始めたエコロジーでエコノミーな交通機関マウンテンバイクのおかげで、当時100キロもあった不経済な体格も70キロと大変に動きやすくなったため、マウンテンバイクでヒルクライムで出かけることにした。
腰弁当で家から出発し、十キロ、いよいよ上り坂にさしかかる。少し後悔しつつも、植樹という大義に支えられてペダルを踏むこと三十分、ようやく少し遅れて到着。
今回は、前日までに、雨をおして、メンバーの皆さんの手により準備された苗木の内、桜の大木を五本植えた、なかなか手応えがあった。また近い内に彼らに会いに行こう。
それにしても、定番メニューの豚汁。今回はすこぶる旨かった。
(幹事 久保田純男)
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forum.gif「みどりのつどい」

主催 :みどりの日記念県民緑化のつどい実行委員会
テーマ:語りあいのつどいみどりのフォーラム
日時 :4月29日(火) 12:30〜
場所 :広島県緑化センター研修室、参加者70人

「里山からの報告」豊原源太郎 広島大学理学部講師の基調講演。
続いて同講師による司会でみどりのフォーラムディスカッションが催された。
話題提供者は、フリーライター田中淳夫・愛する熱帯多雨林のために再生紙で名刺を作る会事務局、長瀬千代子・広島県森林インストラクター協会事務局長、竹田隆一がそれぞれ二十分「みどりづくりの提言、発表」を作った。
再生紙で名刺を作る会、瀬川事務局長は、会発足以来八年間の活動実績をまとめ、手際よく報告がなされた。

(会の紹介)
活動の目的は、「愛する熱帯多雨林のために再生紙で名刺を作る会」長いネーミングの通り、「世界の森林、特に熱帯雨林を中心に減少、劣化しているため再生紙で名刺を作ることにより、森林の大切さや、更には、物を大切にする心を再認識するなど、地球環境保全の意識の向上を願い、このような活動がネットワークとしておおきく輪が広がり、次世代に継承出来ることを願っている。」
(活動の内容)
1. 研修活動及びシンポジューム開催
2. 森林づくりの実践活動
3. 資源再利用の促進(リサイクルに関する実践的な取り組み)
4. みどりの少年団の育成(平成八年五月発足)
5. 年に一回過剰包装自粛キャンペーン実施
6. 年に一回の総会開催
7. また月一回幹事会開催(行事の準備打合わせなど)・年二回の会報発行による情報提供
8. 国際交流としての活動について(平成八年十月二十九日、日中「友好の森」造成事業完成記念植樹祭に参画した。)
会員はじめ各方面のさまざまなご協力とご尽力があったとはいえ、瀬川報告によりあらためて私たちの会の実績と成果を再認識した。帰路、青葉若葉に囲まれて「自然に親しむと共にその恩恵に感謝し豊かな心を育む」という「みどりの日」制定趣旨をふまえ、次世代に引継ぐため自らも行動促進をはかりたいと思った。
(出席 桜井・北西)
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「緑の募金キャンペーン」

今年の三月二十三日は素晴らしい青空に恵まれ、新緑の美しい中央森林公園で、「スプリングフェスティバル・緑の募金キャンペーン」が催されました。
そこで、来訪者の方々に、緑についてもっと良く知ってもらうため、五つのテーマで
パネル展示を致しました(広島県の代表的な緑・緑の果たす様々な役割・人間と緑の関係・緑の危機・景観としての緑)。はじめは、お祭りの華やかなイベントにみんな目を奪われていた様子でしたが、徐々にパネルにも人が集まり、熱心に読んでいる人の姿も見られ、用意していた資料と下敷きはすぐになくなるほどでした。
途中、にわか雨が降り、雨宿りに我々のテントに入られた人もパネルの記事を読んだり、ブナ林紅葉の写真など様々な美しい自然の写真を熱心にご覧になっていたようです。
中でも、スポーツ少年団の野球っ子達が、櫻井さんのお話に真剣に耳を傾けており、その様子はとても印象的でした。また、募金の方も予想以上に集まり、来訪者の方々の緑に対する深い関心と大きな愛情を感じました。募金をして下さった方々が、今年は植樹祭などのボランティア活動に参加され、緑を育てる喜びを体験でき、分かち合える日が実現するのが楽しみです。
(広島大学総合科学部 安藤直樹)
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kenafu.gif「ケナフの日を記念して」

五月十一日のさわやかな風の中、中央公園の噴水近くで、&-94再生紙で名刺を作る会&-93と「ケナフの会」のメンバーの有志、ケナフの植えつけを行いました。
広島では、今年八月二十日よりグリーンフェスが開催されますが、ケナフと言う植物をより多く知ってもらう為、ここでケナフを植えてもらおうと、グリーンフェスタの事務局に要請していましたが、これが受け入れられ中央公園会場で栽培していただく事が決まりました。
ケナフの栽培は、地温が二十度以上になれば可能な為、この条件に合う五月十一日を「ケナフの日」と決め、全国でいっせいに呼びかけておりますが、この一環として、私たちもこの日に植えつけを行いました。なお、広い面積は中央公園が整備されたあと、六月二十六日に植えつけられました。
ところで、皆さんにお願いがあります。我々は、グリーンフェスタで、九月二十日から十月十九日までの土、日、祝日に、ケナフによる紙漉き等のイベントを予定しています。
ただ今この為の、ボランティアの応援スタッフを募集しています。一日だけでもOKですのでどしどし参加してください。
(ザ・パック広島支社支社長 小田 進)
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